抜毛症

抜毛症 彼氏ができたときのこと

抜毛症 彼氏ができたときのこと

小学生の頃からウィッグをつけはじめて、
高校2年生のとき、
はじめて彼氏ができました。

 

彼には自分が脱毛症でウィッグだという
事実を打ち明けたのか、
そうでなかったのか、なんと忘れてしまいました。。

 

40歳を超えたいま、
17歳のころの一大事は、
温かないい思い出で細かい記憶はあまりありません。

 

とはいっても、高校生カップル。

付き合っているわけなので、
頭や髪の毛を触られることもあります。

 

確か、
「頭を触られるのが苦手」と
最初に伝えていた記憶があります。

4年ほどお付き合いしました。

 

どうでしょう。。
ウィッグを外すことはありませんでしたが、
きっと伝えたのかな。

 

お風呂に入っても
髪を洗わないとか不自然ですよね。
恐らく、伝えたんだとおもいます。

 

頭のことを
特別に追求されたり話題になったりする
ことはなかったとおもいます。

 

その後、
何人かの方とお付き合いしましたが、
付き合った全員に脱毛症であること、
ウィッグであること、を伝えていました。

お付き合いがはじまりそうだな、という
早い段階で伝えるようにしていました。

 

もしそれで、それはムリ、という反応だった場合は、
当然受け入れる覚悟で、です。

 

何度かこの
「抜毛症でウィッグである告白」を経験しましたが、
とてもとても緊張しました。

 

結果的に
私がつきあった方は
みんな受け入れてくれました。

 

一緒に過ごす時間が長くなると
どうしてもウィッグを付け続けて過ごすことが
ストレスにもなるし、心からリラックスできない。

 

伝えなきゃいけないのに、、という
隠し事をするのも負担になるので、
伝える。

 

ウィッグを外して、
髪の毛がまばらにしかない自分の姿をみてもらう。

 

それでもなお、
受け入れてくれるなら、なんて幸せなこと、
ありがとう、と心が満たされる思いでした。

 

好きになった女性が
実はハゲ頭でウィッグだった、って
この上ないほどの衝撃だとおもいます。

 

私がウィッグを外した姿をみてどんな心境だったのか。。
感謝しかありません。

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