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抜毛症歴35年 わたしのこと

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抜毛症歴35年 わたしのこと

抜毛症歴35年 わたしのこと (1)

 

はじめまして。
なりママです。

 

トリコチロマニア、抜毛症、で検索して
このブログにたどりついて下さった方へ
少し自己紹介をさせてください。

 

現在アラフォー、二児の母。

 

確かな記憶はありませんが、
小学校低学年の頃より髪の毛を抜くようになり現在に至ります。

およそ35年が経ちました。

 

アラフォーの今、
ほとんど髪を抜くことはありませんが、
なにせ30年以上、抜き続けた結果、
新しい髪が生えてこなくなり、ほぼ全頭脱毛の状態です。

 

ここから状態の回復が見込めるとは思えませんので、
一生このままでいくと思います。

 

普段は、ウィッグを使用しています。
家では、ウィッグをはずしてそのままの状態で生活しています。

 

小学生の頃、円形脱毛かと病院へ連れて行かれ、
脱毛の範囲が広がると、
なんの病気かと心配した大人たちが病院へ行こうと手をひきますが、

自分で抜いていることを当然打ち明けられるわけもなく、
病院へは行きたくないと頑なに拒否。

 

小学校の途中からは、
脱毛の状態を隠す為に帽子をかぶっていました。

途中から、ウィッグに。

 

当然、からかわれました。

「なんでカツラなの?」と
自宅にクラスの男子から電話がかかってきたこともあります。

 

体育のマットの授業は辛かった。
前日眠れないほど。

 

そんな小中高時代を経て、
大学生になり社会人になり
人並みに恋愛をして結婚し、母になりました。

 

今、このブログを読んで下さっている
あなたは何歳でしょうか。
女性の方?男性の方?

 

もしまだ10代、20代のお若い方、
その親御さんだったなら、

これからの人生どうなるんだろう、と
心配も大きいのではないかと思います。

 

治るものなら治したい、
治してあげたい、
抜いてしまうのを何とかやめたい、

たくさんの葛藤と不安を経て、
わたしは40代になりました。

 

自分が抜き続けた結果の苦労なのですが、
ウィッグで生きることで
たくさんの心労、苦労がありました。

 

いま、不安の中にいる当事者の方、
親御さんに、
こんな人生を歩んでいる抜毛症の人がいると知ってもらいたい。

 

直接なにかの力にはなれないけれど、
同じ悩みを抱える方へ離れていても心は寄り添っていたい。

ひとりじゃないですよ。

 

抜毛にまつわるこれまでのことと、
日常を綴っていきます。

 

※以前、Amebaブログに綴っていた内容をお引越ししています。

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